斉藤ゆうこのあらかわ日和

事実と異なり信頼関係を損なう荒川区の情報発信
平成25年9月19日、あらかわ元気クラブ斉藤ゆうこは、決算に関する特別委員会で
荒川区の事実と異なり信頼関係を損なう荒川区の情報発信について当局に回答を求めました。

●斉藤ゆうこ

 あらかわ元気クラブの斉藤ゆうこです。
 4月頃区内に配付されたチラシの内容について、区民の皆さんから「これは事実か」との問合せがありました。区民の誤解や区政への不信を招くため、ここに書かれている内容が本当なのか、嘘なのか、お尋ねします。

 ここに「年金を払っていない在日朝鮮人に毎月1万5千円支給。日本人には0円」とあります。「在日朝鮮人は年金保険料を払っていないのか」という誤解を招きますが、これは1961年の国民年金発足時に制度から除外されていた外国籍の人の加入を20年後の法改正で認めた。この時、60歳未満だった外国籍の人は国民年金に加入し、年金保険料を払ってきたが、当時60歳以上(今年87歳以上)の外国籍の人は、法改正後も制度から除外されたため、年金保険料を納めることができず、給付も受けられない無年金者となった。そこで荒川区は、長きにわたり無年金で生活保護も受けていない外国籍区民を対象に1万5千円の支給を行っている。これが事実だと思いますがいかがですか。

▼矢島福祉部長

「特別永住者等高齢者給付金制度」の実施経過については、只今のご指摘の通りです。  この給付金制度は、国の法改正等に伴う救済措置が適用されず、無年金となった外国籍高齢者に対し、荒川区が年金支給の代替措置として給付を行うもので、高齢になっても年金を受給できずに、困窮した生活を送っている区内にお住まいの特別永住者の福祉の増進を目的としてございます。同様の制度につきまして、23区中13区において実施しているところでございます。

●斉藤ゆうこ

 ありがとうございました。もう一点、「こんなに違う!子供の学費!朝鮮学校に通わせれば一人約100万円支給。日本人は私立に通わせても支給ゼロ」と書いてあります。
 そこで、日本の私立学校と朝鮮学校を比較してみました。日本の私立学校は東京都の私学助成で手厚い運営費への補助金を受けています。朝鮮学校にはこうした補助はゼロです。23年度決算でみると、幼稚園から中学卒業まで12年間のトータルでの私立補助は一人あたり374万円。朝鮮学校は一人当たり100万円、差は歴然であります。荒川区は、私立幼稚園の保護者に対し、H23決算で一人当たり約20万1千円の補助金を出しており、「日本人は私立に通わせても支給ゼロ」は全く事実と異なります。
 このような記事は、荒川区があたかも日本の子どもに補助金を出さず、朝鮮学校の子どもを優遇しているかのような間違った印象を区民に与えます。改めて、区の事業の根拠を伺います。

▼黒川子育て支援部長

 荒川区の私立幼稚園補助については、ご指摘の通りでございます。  「外国人学校保護者補助金」につきましては、外国人学校の授業料が国公立の小中学校に比べ高額で保護者の負担が大きいため、負担軽減が必要なこと、また外国人であっても日本人と同様に納税しており、反対給付を受ける権利があることから、初等教育が過度な負担とならないよう配慮が必要との認識で行交付しているものでございます。

●斉藤ゆうこ

 ありがとうございました。最後にこの問題に対する区の認識と今後の対処を伺います。

▼北川総務企画部長

 本会議におきましてもご答弁申し上げましたとおり、事実と異なる情報を発信されることは、区政との信頼関係を大きく損なうものであり、必要と判断いたしました場合には、訂正を求めるなどの毅然とした態度で臨んでまいりたいと考えてございます。

●斉藤ゆうこ

 ご答弁ありがとうございました。何しろ、いかなる理由があっても、区の施策について、事実と異なることを、あたかも本当であるかのように区民を惑わすことはやってはならないことだと思います。毅然とした態度で対応をお願いします。終わります。