斉藤ゆうこのあらかわ日和

(斉藤ゆうこ)

 巨額の公費を投じて進めてきた荒川区の再開発事業について総括的に伺います。まず、この間の再開発事業の総事業費と、投入された補助金の総額はおいくらでしょうか。

(倉門・都市整備部長)

これまでの再開発事業ですが、町屋をはじめとして南千住、日暮里ということで10事業ございまして、約1200億円、補助金については260億円でございます。

(斉藤ゆうこ)

日暮里再開発について伺いたいんですが、3ケ所それぞれの事業費、補助金等はおいくらですか。

(斉藤・再開発課長)

 ひぐらしの里地区(日暮里)ですが、西地区については総事業費95.6億、補助金25.7億。中央地区については総事業費223億、補助金59.3億。北地区については総事業費148.8億、補助金48.2億。ひぐらしの里地区全体では、総事業費全体で467.4億、補助金133.2億円となっています。

(斉藤ゆうこ)

 大きい額ですね。私はこの再開発でいったい誰が潤ったのか、果たしてこれが区民の利益になったのか、そこが問題だと、これまで申し上げてきました。大手のゼネコンや不動産業者にとって荒川区は格好のビジネスの舞台だったのかもしれないけど、果たして区民に利益はあったのか、と思います。先程も議論がありましたが、お考えを伺います。

(倉門・都市整備部長)

 ご承知の通り、再開発事業については木造住宅が密集して防災機能が低下した市街地におきましては不燃化した再開発ビルを建設するとともに、広場・街路などの公共施設を確保していきます。また、下の階には商業施設を整備し、町のにぎわいもつくるということでして、そういう面からしますと基本的には地域は全体的に良くなります。そして結果的に区民が利益を得たというふうに私どもは考えています。

(斉藤ゆうこ)

 キレイになっただけじゃ、区民の利益とは言えないと思いますね。しっかり総括したいと思いますが、意見が違います。ところで、西松建設なんですが、連日報道されていますけれど、改めて伺いたいのですが、組合発注、区発注、それぞれおいくらの契約になっていますか。

(倉門・都市整備部長)

 日暮里の再開発ですが、組合発注で約280億円、区発注としては、これはデッキですが2.5億というところでございます。

(斉藤ゆうこ)

 契約額もかなり大きいですね。昨日、西川区長から「西松から政治献金は全く受けていない」という答弁を伺ったわけなんですけれど、実は昨日の夜テレビを見ていましたら、報道番組で『西松建設から二階グループの政治団体への突出した政治献金』ということが取り上げられていた場面で、西川区長の姿が映っていました。二階さんのお仲間の皆さんがお揃いの法被を着て鏡割りをしている場面でしたが、西川区長、あれはいつの映像でしょうか。保守党時代でしょうか。

(西川区長)

 恐れ入りますが、その映像を見ておりませんし、私は二階俊博氏とはもう長い友人でございますから、そういう会に出席して壇上に法被を着て上がれ、と言われれば上がったでしょうし、それから、この間ある議員さんから「小沢一郎さんの党首選挙で私が推薦の演説をしているところが映った」と、そういう風に言われましたけれど、どういうおつもりでご質問なさっているのか良く解りませんが、少なくとも私は西松という建設会社とは一切関わりがありません。どうぞ何かそういう印象をかぶせないでほしい、という風に申し上げたいと思います。私は一切関係ありません。

(斉藤ゆうこ)

 二階さんと言えば西川さん、西川さんと言えば二階さんと、区民も良く知っていますから、ご心配の向きもあるかと思いましたので。事実関係は私もしっかり調べたいと思いますが、『グループへの政治献金』と言っているところがミソかな、と思っています。
 最後に、今後行政として西松建設に対してどのような措置を取られるのか、伺います。

(藤田管理部長)

現在、西松建設が社会的問題として色々報道されているのは事実だと思います。区としてこれに対応するとすれば『入札等参加停止措置』ということになりますが、これは契約事務の適切かつ公正な執行上の観点からの措置ですので、今回の問題がそういう問題に該当するかどうか、今後の推移を注視して参りたいと思います。