斉藤ゆうこのあらかわ日和

 あらかわ元気クラブの斉藤ゆうこです。
 総括質疑で、昨日新たに制定されたマンション条例をどのように活用するのか、今後の対応についてお伺いします。
 昨日の本会議で、荒川区集合住宅の建築及び管理に関する条例が制定されました。これは、マンション建設ラッシュの中で、要綱に従わない事業者があらわれ、法的根拠を持たない要綱では指導に限界が生じたために行われた措置で、今後は、条例に従わない者に対して勧告や企業名の公表を行うことになりました。
 この間、私たち日暮里の議員は、超党派で数多くのマンション紛争にかかわり、多くの時間を費やしてきました。その中で、これは単なる近隣紛争ではなく、まちづくりに関する政策問題だという思いを強くしてきました。これまでの荒川区の要綱は、今から十年も前につくられたものです。その前年には、既に行政手続法によって地方自治体の要綱指導は手足を縛られていたわけですから、国による行き過ぎた規制緩和の流れや企業倫理の変化に対して、区民の生活環境を守る条例づくりが実は立ちおくれたのではないかという反省もあります。
 土地を取得した者の建てる権利を声高に主張して要綱を無視する事業者、そして、建築基準法の限度いっぱい、人のうちの鼻先ぎりぎりまで建物を建てようとする大手企業は譲るということを知りません。条例はできたものの、さかのぼって適用ができないために、これまで要綱を無視した事業者は区民の反対を押し切ってマンション建設を進めようとしています。問題は解決していませんが、こういう状況に対して区はどういうふうに対応なさいますか。
 条例制定を機に、区長名または部長名でこういう事業者を呼び出して、条例の精神にのっとって譲歩を求める指導を改めて行って頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。
 お伺いします。

(倉門都市整備部長 答弁)
 区といたしましては、これまでも当該業者に対しまして要綱に従うよう再三指導してきましたけれども、守られていないというのが現状でございます。
 御質問の文書により呼び出し、指導を行うことにつきましては、マンション条例、昨日全会一致で制定されましたので、これを機に再度呼び出して、できる限りマンション条例の規定に沿うように強く指導してまいりたいと考えております。
(斉藤ゆうこ)
 ぜひそのようにお願いしたいと思います。実は、条例はできたものの、これまで要綱を無視した業者は「条例に我々は関係ないんだ」ということで、相変わらずの態度です。
 そういうのと住民は私たちは相変わらず闘っている状況ということですので、ぜひ区にもできる限りの条例の精神を生かすような活用、指導をお願いしたいということを申し上げておきます。 終わります。