斉藤ゆうこのあらかわ日和

(斉藤ゆうこ)
 あらかわ元気クラブの斉藤ゆうこです。
 総括質疑で、区内で事業や商売を営む事業者に対する支援についての区の考え方を伺います。
 区内産業の活性化、地域商店街の活性化は荒川区政の大事な課題として位置づけられ、取り組まれてきました。しかし、長期不況や構造改革の流れの中で、区内の中小事業者は苦しい立場に立たされてきました。売上、採算、資金繰りなど様々な面で深い悩みを抱え、倒産や閉店に追い込まれた事業者も少なくありません。残念ながら荒川区の支援策が功を奏したとは言えない大変厳しい状況があると思います。
 言うまでもなく、荒川区は中小零細事業者が多い町です。区民である中小零細の事業者が豊かにならなければ町は元気にならず、区財政が好転する訳もありません。新たな産業起こしや、新しい分野の事業者の呼び込み策もあるかもしれませんが、やはり基本はこれまで荒川区で長く事業を営み、この町で区民と共に仕事や商売をしてきた方たちへの支援であると思います。
 そこで、改めて区内事業者、地域商店街への支援について伺います。
 荒川区が地域商店街への支援策のひとつとして力を入れてバックアップしてきたもののひとつに、(株)あらかわTMOへの支援があります。(株)あらかわTMOは、平成14(2002)年9月に荒川区が「TMO構想」を区として認定し、発足した事業体です。区議会でも議論が重ねられ、地域事業者を支援すると同時に、町の活性化に役立つ試みとして期待され、区と議会が挙げて支援を決定した貴重なケースであると思います。
 また、このTMOの試みは平成10(1998)年に施行された「中心市街地活性化法」に基づくものであり、全国各地で展開されておりますが、地域の商店主や事業者が中心になってTMOを設立した例は比較的珍しく、動向が注目されています。
 荒川区はこれまでに1800万円の資本金のうち、500万円を出資し、平成14年から17年間での3年間、区の補助金を支出して支援してきました。ちょうど今年度で補助金の期限が切れることになりますが、これを契機に、区として今後どのようなバックアップを行うのかをお伺いします。先頃の国の調査では、「高齢化社会がすすむ中で地域商店街は生活に不可欠」「大型店ばかりでなく地域商店街が必要」というアンケート結果が発表され、地域商店街の価値が見直されています。荒川区と地域事業者、そして区議会との貴重な「共働」のモデルである、あらかわTMOへの支援について、区の考え方を伺います。

(佐藤産業経済部長 答弁)
 南千住の商店街は、大規模商業施設の出店の影響等もあり、大変、生き残りをかけた厳しい状況にございます。そうした中にあって、TMOは3年を経過しようとしている訳でございますけれども、色々この間の経過はございますが、そうした状況、厳しい状況をふまえまして、また、TMOの役割、今日的な重要性をふまえ、新たな気持ちで未来志向での支援の強化を検討し、実施をしていきたいと思っております。

(斉藤ゆうこ)
 南千住のまちづくりは、つくばエクスプレスの開通や、再開発による新たな街の形成、そして街の貴重な資源を生かした観光のまちづくりが、いよいよこれからという時期になっていますので、今後ともしっかりと支援していただくことをお願いします。